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キリシタンのあしあとを求めて・・・♪

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「出雲と大和」展にて確認。金の十字架付き冠、やっぱり×でした。

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数か月前に、↓の1枚目の画像を上げて「古墳の出土品から復元した像。これを見ると原始キリスト教が古墳時代の日本に伝わっていたとしか考えられない!」と言っている人がいて、その界隈の(「古代日本にキリスト教が伝来していた」「秦氏は景教徒で、空海や聖徳太子も」と考える)人たちがザワついていました。

一見するだけでもツッコミどころ満載(当時こんな馬いない、古墳時代の日本人の顔ですか?など)なのですが、ヘキサグラムは合成だとしても、像自体は実物がありそうで、どこの古墳だろうと思っていたのですが、なんとトーハクの「出雲と大和」展に行ったらありました@@

あ、いえ、この歴史的考証が?な像はありませんでしたが、展示ケースの中にその出土品(本物)が並んでいたのです。図録から少し上げておきますね。↓の2枚目以降が図録の写真です。

出雲の上塩冶築山(かみえんやつきやま)古墳から発掘されたもので、金銅製の冠や金銀装馬具などが展示されていました。

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すべて国の重要文化財。普段は出雲弥生の森博物館にあって、そこにこの像も置かれているようです。

見ると、冠に付いている立飾(たてかざり)は十字ではなくて、縦棒から斜め上方に枝状に2本の棒が伸びており、縦棒の先端は剣菱形になっています。

明らかに十字ではないし、東方キリスト教の特徴も備えていません。だけど像では十字っぽくなっていますね(十字架に見えるように写真に修整を加えたのかも)。

DSC_0022.jpg


思いがけず、知りたかったことを教えてもらいました。この像(正確には「復元案」と言うべきでしょうか)が出雲にあると聞いてたら、私のことだから見に行っちゃってもおかしくないですが、今回は向こうから来てくれた感じ(?)。そして「十字架じゃないよ」と教えてもらった感じ。はっきり確認できて良かったです。

この金銅冠だけでなく、日本各地にその界隈の人たちをザワつかせているものがありますが、こうやって一つずつ実際に接して確かめていけたらと思います。こちらは、会期中は前期・後期通して展示されているので、興味のある方がいらしたら♪


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