2019.11/23 [Sat]
文京区の「春日局・細川ガラシャ顕彰プロジェクト」
少し微妙だなと思うのですが、キリシタンの名前が出てくるのでちょっとご紹介しますと、いま東京都文京区では「春日局・細川ガラシャ顕彰プロジェクト」が進行中で、「春日局・細川ガラシャゆかりの地マップ」が提供されています。
「え、ガラシャ夫人?」って感じですが、文京区HPによると「2020年の大河ドラマは、明智光秀を主人公とした『麒麟がくる』です。明智光秀の重臣の娘は春日局であり、光秀の娘は細川ガラシャであるなど、本区とのつながりが非常に深いことから、ふたりの人物を顕彰する事業を実施する」とのことです。
「細川ガラシャゆかりの地」「(細川ガラシャ)と本区(文京区)とのつながりが非常に深い」という表現は、何も知らない人が読むと、まるでガラシャが文京区に来たことでもあるかのように誤認させかねない(と疑問を呈する研究者もいる)表現ですが、ちゃんとHPを読めばそうでないことがわかるので大丈夫なんでしょうかね。
ガラシャゆかりの地とは、文京区には永青文庫があり、そこにガラシャの手紙が収蔵されているので、そのことを言っているようです(でも常設展示はされていないし、「つながりが非常に深い」とまで言えるかますかね??)。
区のHPではこのプロジェクトへの寄付も呼びかけています。ご参考までに↓
https://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/kasuganotsubone.html
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