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久保有政氏による講演「日本人のルーツとキリスト教」

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久保有政氏による講演「日本人のルーツとキリスト教」を聴きに伊勢原へ。講演はやはり「うむむ」という感じでした。

それでも聴きに行ったのは、景教研究会や全国かくれキリシタン研究会には、古代日本にキリスト教が伝わっていて、神道や仏教にその痕跡が残っていると考える人がふつうにいて、その話題がよく出るからです。

他のキリスト教の集まりでも、私の苗字が服部なので、「服部は秦氏の末裔で、秦氏はキリスト教徒なんだよ。京都には···」などと言われて困ることがあります。

その人は私が何も知らず、先祖がキリスト教徒だと聞けば喜ぶと思って教えてくれようとしてるんでしょうけど···私も本読んで知ってます。読んだ上で信憑性ないと思ってるだけです。。

そういった人たちがなべて読んでいるのが久保氏の本で、一度くらいは氏のお話を直接聴くべきかなと思っていたところ、ある人から講演があることを教えてもらい行くようになりました。

久保氏が話されていたのは、本に書かれている内容と同じで、私にとっては新しく知ることはありませんでした。秦氏がキリスト教徒で、神社はユダヤの神殿と似ている、ユダヤ人の習俗やお祭りは日本のそれと似ている等です。

ユダヤ人と日本人に多い染色体型があり、それは中国・韓国にはほとんど無い型だという話が出たので、質疑応答の時間に「シルクロードを通って秦氏が来たのなら、どうして中国・韓国にはその染色体型がほとんど見られないのですか?」と質問しました。

すると「中国は異民族への迫害がひどく、殺された。それで中国には定着せず、東や南に向かった。東に向かった人たちは日本に来て、南に行った者たちはチャン族となった。日本とチャン族にその染色体型が多い」というお答えでした。

そして、その染色体型は、縄文人に多く、弥生人にはいないということでした。自分の明るくない分野なので、聞いているほかありませんでしたが、それでも染色体型からキリスト教が古代日本に伝来したことが証明されるとは考えにくいと思いました。

そもそも秦氏が景教徒だったという前提で話が進められていますが、それが疑わしいというのが私の意見です(そのことは今まで何回も書いてきたので繰り返しませんけど)。

久保氏の最近の本では聖徳太子もクリスチャンということになっているんですが、これもまた信じる人が出てくるんでしょうかね。今後どこかでそういう人と会って話すことになるんだろうなと思うと、少し憂鬱です。

呉座勇一郎氏が、トンデモ説に飛びつきやすいのはちょっとインテリな人で、自分の中途半端な知識が仇となり信じてしまうと述べていましたが、自戒を込めて、そうだと思います。

様々な説に興味を引かれるのは私もそうですし、それをきっかけに知ろうとするのもいいと思います。だけど信じる前に自分で確かめることをしてみる必要があるのではないでしょうか。

ほんの少し確かめてみるだけでも、そうではないことがわかることが多いように思います。この話、もうこれくらいにしたいですけど、、、(ー_ー;)


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