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Heaven's Cafe

キリシタンのあしあとを求めて・・・♪

Category [イベント感想 ] 記事一覧

旅行を終えて、特に大分に関して気になったことを・・・

旅行を終えて、大分でいくつかのことが気になりました。備忘録を兼ねてちょっと書いておきますね。 ・十字形の発掘品:下の写真の発掘品は、埋蔵文化財センターの常設展にあったのものですが、見事に十字形。 これが近世の地層から出土していたら、「キリシタン遺物だ!」と言い出す人がいるかと思いますが、これは今から3800年ほど前の縄文時代の物。十字形の石器は、手のひらサイズの物と小さい物と二つ展示されていましたが、恐...

推しメンを追って、宗麟公まつり・大友氏顕彰フォーラムのイベントに

10/6は宗麟公まつりの一環として行われていた大友氏顕彰フォーラムのイベントに。作家さんたちによるトークショーだけかと思いきや、大分市長ら来賓の挨拶や演舞、楽器演奏、ミュージカル的なショーまでありました。 歴史が、観光はもとより政治や地元経済、文化芸術にまで影響しているのが感じられ、安易に歴史ファンをしていられないなと思ったり。学究的な世界とはまた違う歴史の分野ですね。 地元で顕彰活動する人たちには、そ...

くまもと文学・歴史館「祈りの島 天草とその海」服部英雄先生の講演を聞きたくて

10/5はくまもと文学・歴史館へ。服部英雄先生の講演が聴きたくて。 天草・﨑津集落が世界遺産登録されて一年となることを記念して行われた今講演では、世界遺産登録までの経緯を詳しく知ることができました。 日本が世界遺産の条約を締結していなかった時代に、服部先生が文化庁で上司に直訴したこと(その後日本は1992年に世界で125番目に条約締結)から、「長崎の教会群」からの変更、固有の価値を示し認められるまでの道のりは、...

明治学院大学キリスト教研究所主催「中国と北朝鮮の宣教環境」

9/16は明治学院大学キリスト教研究所主催の講演「中国と北朝鮮の宣教環境」へ。キリスト教史学会で3・1運動について話された金興洙氏が、今度は中国と北朝鮮におけるキリスト教の状況を話されるということで、期待して行きました。 まず、氏が中国と北朝鮮のキリスト教の状況を調べている理由として、北朝鮮でキリスト教が解放されるなら、中国のやり方を踏襲するだろうということと、韓国から中国に多くの宣教師が行っていること...

久保有政氏による講演「日本人のルーツとキリスト教」

久保有政氏による講演「日本人のルーツとキリスト教」を聴きに伊勢原へ。講演はやはり「うむむ」という感じでした。 それでも聴きに行ったのは、景教研究会や全国かくれキリシタン研究会には、古代日本にキリスト教が伝わっていて、神道や仏教にその痕跡が残っていると考える人がふつうにいて、その話題がよく出るからです。 他のキリスト教の集まりでも、私の苗字が服部なので、「服部は秦氏の末裔で、秦氏はキリスト教徒なんだよ...

キリスト教史学会「3・1運動」に関する講演

キリスト教史学会の大会2日目は、2つの部屋でそれぞれ6つの報告発表と、3・1独立運動に関する講演がありました。 私が興味深く聴いたのは、川口葉子氏の「天皇制国家における再臨信仰」。とても今日的だと思いました。韓国や中国のキリスト教に関する発表も多く、日本だけを見ている時代は終わったのかなと感じました。 外国人研究者も日本語で発表していて、皆すごいっ。日本で研究している人たちはレベル高いですね。 3・1運動の...

キリスト教史学会シンポジウム「キリシタン研究の過去・現在・未来」

9/13から始まったキリスト教史学会の大会。1日目は朝から研究発表6つ聴いて、15時からシンポジウムでしたが、興奮して眠くもなりませんでした(そこ? 川村信三氏のイエズス会古文書紙質調査の報告は新しい観点を与えてくれるもので、岸野久氏の「ザビエル命日は12/3か?」は、前から気になっていたテーマ。 元々12/2だったものが、どうして12/3にされてしまったかの過程まで明らかにしたヴィッキ説を解説しつつ、その説の弱点まで...

「日本組合基督教会の制度的・思想的『源流』をさぐる」

前回の横浜プロテスタント史研究会(通称:横プロ)は、坂井悠佳氏が「日本組合基督教会の制度的・思想的『源流』をさぐる」を発表。 話についていくのがやっとでした(いつもです;;)が、今回は特に自分で調べたことのない分野だったので、「ここで学ばなければ、自分では一生勉強しないかもしれない」と思って(で、いいのか?)集中して聞きました。 組合教会とは、主に同志社を中心とした会衆派のことで、横プロの開かれてい...

横浜プロテスタント史研究会「植村正久の生い立ちをめぐって」

先日の横浜プロテスタント史研究会、中島一仁氏による「植村正久の生い立ちをめぐって」はとても刺激的でした。衝撃的と言おうか。 植村の生い立ちについては、従来、家禄1500石の旗本の嫡男として生まれ、殿様のような生活をしていたのが、大政奉還によって生家が零落したため貧しい幼少期を過したとされてきました。しかしそれが事実と異なるというものだったからです。 先行研究の最たるものとしては「植村正久と其の時代」「植...

死刑廃止フォーラム90と森達也問題解決ゼミ共催のイベント

昨日は友人に誘われて、死刑廃止フォーラム90と森達也問題解決ゼミ共催のイベントに。東海テレビが制作したドキュメンタリードラマ「Home~闇サイト事件・娘の贈りもの」を観て、森達也氏と番組制作に携わった繁澤かおる氏がフロアからの質問に応えるというものでした。 会場となった明大和泉キャンパス図書館ホールは、立ち見が出るほどで、一般の関心の高さがうかがえました。オウムの死刑執行からもうすぐ一年、被害者の会の永...

シンポジウム「近世東アジアにおけるキリシタンの受容と弾圧」

一昨日行われたシンポジウム「近世東アジアにおけるキリシタンの受容と弾圧」、大変面白く(興味深く)聴講してきました。一般に「キリシタン」とは、16~19世紀の日本人キリスト教徒のことを指すので、「東アジアのキリシタン?」と思ったのですが、内容を聴いて納得でした。 「キリシタン」は日本だけに留まっていたのではなく、また日本におけるキリシタン禁制が東アジア諸国に与えた影響もあります。そういった相関関係を見い...

望月衣塑子氏の講演会

望月衣塑子氏の講演会、こんなしゃべり方をする人だったんだという感じでした。質疑応答を含めて2時間の予定が、一人で話すこと2時間弱。それもよどみなく多様な話題を整理しつつ、のべつ幕無しに、所々に笑いのポイントを仕込みながら。 練馬で幼少期を過ごしたと言っていたけれど関西弁が混じっていて、落語家さんか、大阪のおもろいマダムかといった印象でした。ゼスチャーも大きくてエネルギッシュ。話が面白いだけでなく、分...

横浜プロテスタント史研究会に参加して

横浜プロテスタント史研究会に先月から参加するようになりました。先回の発表は、明治学院大学講師の朱海燕氏による「義和団の再来?1920年代の反キリスト教運動と中国キリスト教会」。場所は指路教会で、22名が参加。思ったより女性の参加者が多くて驚きました。最近、様々な分野で女性研究者が増えているなと感じます。初参加で、話にどのくらいついていけるのか心配だったんですが、中国のキリスト教史をおさらいしていくので、...

「キリシタンの世紀」の補足説明パート2

終了まであと2日を残すのみですが、ソフィアタワーで行われている企画展「キリシタンの世紀」の補足説明パート2を。 展示品のうち、④ぎやどぺかどる、⑤サカラメンタ提要、⑥スピリツァル修行、⑦がれうた渡海禁止(高札)に関してなんですが、④~⑥の三点は「キリシタン版」と呼ばれる印刷物。その説明からいたしましょう٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ キリシタン版は主に日本でキリシタンによって印刷された出版物。日本人向けのものもあれば外国人向け...

上智大学で行われている企画展「キリシタンの世紀」

上智大学で行われている企画展「キリシタンの世紀」。展示期間が残り一週間を切ってるというのに今更ですが、展示解説が少なくて物足りなく感じてらっしゃる方のために!(そんな人いる?)勝手に補足説明書いちゃいますね。 展示品は①教皇グレゴリウス13世肖像画、②オラショ断簡、③精神生活綱要、④ぎやどぺかどる、⑤サカラメンタ提要、⑥スピリツァル修行、⑦がれうた渡海禁止(高札)の7点。まずは前半の①~③までを。  ① の教...

古代オリエント博物館「パレスチナにおけるビザンツ時代、十字軍時代の教会堂遺構」

 古代オリエント博物館のナイト講座「パレスチナにおけるビザンツ時代、十字軍時代の教会堂遺構」ですが、そもそも現在修復されている生誕教会のモザイクが十字軍時代のものだったことが話題の発端です。 この教会の床はビザンツ時代のモザイクで、その教会堂が一旦破壊された後、十字軍時代に再建され、そこにモザイク画が加えられたのですが、それらが漆喰で覆われていたため現代に伝えられました。 つまりビザンツ、十字軍...

シルクロードのキリスト教徒

文化庁の協力事業にともなう国際シンポジウム「シルクロードを掘る」の2日目は、怒涛の研究発表9連発。会場には通訳ブースがいくつも設けられ、通訳レシーバーのチャンネルを合わせると、日本語、中国語、韓国語、ロシア語で同時通訳を聞けるようになっています。 会場に来ている人も各国様々で、私はこんなに多くのキルギス人を一度に見たのは初めて。それだけでも刺激です。さてこの日、他の用事をキャンセルしてまでして来たの...

国際シンポジウム「シルクロードを掘る」at 帝京平成大学

「シルクロードを掘る」のプログラムは、午前中3つの研究発表と、午後5つの講演と、ボリュームたっぷり。 文化庁の協力事業で帝京大学も力を入れているので、厚い資料集に帝京大シャーペン、スイヤブ遺跡の発掘DVDまで付いて、お値段なんと3980円!···ではなく、無料。皆様の税金のお陰で学ばせてもらっています(^_^;) 帝京大学文化財研究所では、キルギスにある国際交易都市スイヤブの発掘調査を継続的に行っていて、そこから目を...

青学でのシンポジウム「和解と人権〜ナショナリズムと和解」二部

青山学院大学で行われたシンポジウム「和解と人権〜ナショナリズムと和解」の二部はパネルディスカッション。パネリストは基調講演をしたナイジェル・ビガー氏と、山本俊正(関西学院大学)教授、森本あんり(ICU)副学長、押村高(青山学院大学)副学長で、モデレーターが藤原淳賀(青山学院大学)教授でした。   私は森本氏の名前しか知らなかったんですが、皆さんすごかったです。普通に英語で議論してて・・・って...

IAMSCU(国際メソジスト関係学校連盟)のシンポジウム「和解と人権〜ナショナリズムと和解」

IAMSCU(国際メソジスト関係学校連盟)のシンポジウム「和解と人権〜ナショナリズムと和解」に行って来ました。オックスフォード大学の倫理・牧会神学教授であるナイジェル・ビガー氏の基調講演の後に、コーヒーブレイクをはさんで、三人のパネリストとのディスカッションという構成で、青山学院大学で行われました。 ナショナリズム!このきな臭くも台頭しつつある思想について、政治家や経済界の人ではなく、神学者たちが語り尽...

講演「長崎と天草地方の潜伏キリシタン~潜伏キリシタンは世界的事件なのか」

企画展「キリシタンの世紀」に関連した講演「長崎と天草地方の潜伏キリシタン~潜伏キリシタンは世界的事件なのか」を聴きに上智大学へ。私もワクワクして行きましたが、昨今のキリシタンブームを反映して、平日にも関わらず事前予約で席はほぼ満席。講師が川村信三教授と聞いたら、そりゃ誰でも聴きたいですよね(∩´∀`)∩ワッショーイ   まず挨拶に立った佐久間勤教授(キリシタン文庫所長で神学部教授)が展示に至る経緯を説...

大佛次郎記念館に浦上キリシタンの展示が!

 神奈川近代文学館に行ったついでに、大佛次郎記念館に寄りました。大佛次郎と言えば「鞍馬天狗」で、特に興味ないから見る気全然なかったんですけど、ふと入りたくなり見てみたら、なんと!ちょうど今やっている企画展で浦上キリシタンのことが取り上げられていました。   大佛次郎は1967年から休載を挟みながら73年4月まで、朝日新聞紙上で「天皇の世紀」と題した連載をし、これが晩年の代表作(未完の大...

太宰治が読んだ聖書が見たくて神奈川近代文学館へ

太宰治が読んだ聖書が見たくて神奈川近代文学館へ。今、日本中の人が注目しているからと行列覚悟で行ったのですが、案外空いていて見たいだけ間近で見られました(ラッキー)。 神奈川近代文学館は本館と展示館の2棟があり、展示館の展示室1で「神奈川の風光と文学」、展示室2と3で「文学の森へ 神奈川と作家たち」という展覧会を常時しています。 このうち「文学の森へ」の方は期間によって、第1~3部で展示内容が入れ替わるシス...

早稲田大学3号館リニューアル、いいっ♪

  最近早稲田ネタが続いて恐縮ですが、歓喜に堪えられず報告代わりの投稿を。本部キャンパス3号館のリニューアル、めっちゃいいです。2000年代から、旧校舎の上にズドンと高層ビルが乗っかったようなリニューアルが続き、「なんだかなぁ」と嘆息していたのですが、入ってみたら!旧校舎の意匠とデザインがしっかり残され、生かされた上で先進的な高層ビルへと変貌していたのです。これは・・・進化ですね°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°キラーンそ...

賀川豊彦130周年記念「助けあえない時代の若者たち」香山リカ講演

早稲田大学で行われた賀川豊彦130周年記念「助けあえない時代の若者たち~平和と共生を受け継ぐために」に行って来ました。ゲストスピーカーの香山リカさんが賀川豊彦のことをどんなふうに話すかを聞きたくて。   イベントは3部構成で、1部が映画「死線をこえて」短縮版の上映、2部が香山氏の講演、3部が香山氏と現役の学生、コープみらいの職員を交えた4人のトークセッション。総合司会は賀川豊彦記念松沢資料館の杉浦...

加藤一二三さんのトークショー「ひふみん流 幸せの見つけ方」

「ひふみん」こと加藤一二三さんのトークショー「ひふみん流 幸せの見つけ方」に行って来ました。主催は毎日新聞社の「毎日メディアカフェ」。ひふみんが先ごろ出した本「幸福の一手 いつもよろこびはすぐそばに」(毎日新聞出版)を記念したイベントで、終演後はサイン会も。予約制で定員150人。満席でした。   ひふみんの姿はテレビでよく見るし、対談でカトリック信仰について語っているものも読んだりするのですが...

「天正遣欧使節とフェリペ2世」の座談会

シンポジウム「天正遣欧使節とフェリペ2世」の第三部は、川村信三教授、レンゾ・デ・ルカ神父(イエズス会日本管区長)と、天正遣欧使節顕彰会の代表理事上杉宗聖(むねあき)氏の座談会。休憩中から大きな声と笑い声を響かせて存在感を示していた上杉氏は、宮崎県に伊東マンショの像を建てた上杉光弘氏(前の自治大臣)の息子。   自身も政治家なのか、口調は完全に昭和の政治家。登壇者の中でひときわ異質な空気を放...

シンポジウム「天正遣欧使節とフェリペ2世」

2018ソフィアシンポジウム「天正遣欧使節とフェリペ2世」に行って来ました。スペインとの国交樹立150年を記念して27回行われた関連イベントのラストを飾るもので、テーマは天正遣欧使節! 冒頭にスペイン大使館の文化参事と上智大の学長が挨拶をし、総合司会の川村信三教授にバトンタッチ。シンポジウムは三部構成になっていて、一部では海外からのゲストスピーカーが、二部では国内の研究者が講演をし、三部ではまた違...

目黒区美術館「村上友晴展」

目黒区美術館で開かれている村上友晴展に行って来ました。村上友晴(1938~)は日本を代表する現代画家で、カトリック信者。今も目黒区に住んで創作活動をしており、こちらの美術館にも作品が収蔵されています。   今展覧会には1963~2018年(出来立てやん!)までの作品が展示されており見応えあり。ただしモノトーンの「無題」の作品が35作のうち26作にもなる、かなーり抽象度高めのラインナップで、絵の好きな人向け...

東京国立博物館の企画展「キリシタンの遺品」

東京国立博物館(トーハク)で行われている企画展「キリシタンの遺品」に行って来ました。キリシタン展は、以前は3、4年に一度しかやってなかったのですが、最近は毎年行われています。キリシタン・ブームの恩恵ですね。このまま常設展に昇格しちゃえと激しく願っています☆ 展示室は、順路に沿って右側が「第1章 キリスト教受容の時代(1549~1613)」、反対側に回ると「第2章 禁教の時代(1614~1873)」で、真ん中の島になった展...

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由愛(ゆめ)

Author:由愛(ゆめ)
キリシタンのあしあとを求めて旅するサイト『天上の青』の管理人をしています☆

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