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Heaven's Cafe

キリシタンのあしあとを求めて・・・♪

User Tag [景教 ]を含む記事一覧

筑波大学准教授ジェームズ ハリー モリスさんの論文、日本語訳できました☆

去年から取り組んで、ようやく完成。筑波大学准教授ジェームズ ハリー モリスさんの論文「The Figures of K¯oho and Li-mi-i, and the Origins of the Case for a Christian Missionary Presence in Tenpy¯o Era Japan」の日本語訳!*:.。. o(≧▽≦)oパチパチ .。.:* 唐から来日したと『続日本紀』に書かれている李密翳と皇甫という人物については、キリスト教徒(景教徒)で宣教師であったという説が20世紀初頭から佐伯好郎によって唱...

奈良・興福寺で光明皇后は景教徒ではないと考察

朝は鹿と挨拶しながら十輪院へ。お目当ては8時からの作務。森鷗外やブルーノ・タウトが愛でた庭を掃除できるなんて!竹箒で池の周りの枯れ葉を掃きました。普段は見るだけだけど、庭を手入れして美しく維持するのって、ほんとに手間ですね。修行と考えて何百年続けてきた数多の人々に頭が下がる思いがしました。8時半からは朝のお勤め。鎌倉時代の国宝・重要文化財のあるお堂で行われます。この日の来訪者は私を含めて4人、お坊さ...

高野山にある大秦景教流行中国碑のレプリカとゴードン夫人

高野山に来たら必見なのが景教碑。一の橋を渡ってすぐの二手に分かれた道を右に進み、次の分かれ道で左に行くと、ちょうど司馬遼太郎文学碑の裏側辺りにエリザベス・ゴードン(E.A.ゴルドン)夫人が建てた、西安にある大秦景教流行中国碑の模刻碑(レプリカ)があります。この碑の本物は中国の西安にあるのですが、明治末に来日したゴードン夫人は、「仏基一元」の研究を通して密教と景教の関連性を確信し、空海によって日本にキリ...

高野山の生身供から、空海クリスチャン説まで。トンデモは叩かないと無くならない。

(3月中旬の旅行のつづき)京都を発って、和歌山県の高野山へ。朝早く出たのは、奥の院で行われる生身供(しょうじんぐ)を見たかったから。 生身供とは、入定(にゅうじょう)している弘法大師空海に食事を運ぶもの。入定は、死んで涅槃に入る入滅とは違い、生きていると考えるので、一日に2回食事を持っていくのです。 メニューはすべて精進料理だけれど、和食とは限らないそうで、チンジャオロースやスパゲッティが供されること...

慶州の旅行記「韓のくに紀行~春 Ⅱ」できました♪

慶州の旅行記「韓のくに紀行~春 Ⅱ」できました♪世界遺産の仏国寺や石窟庵、古代の天文台 瞻星台(チョムソンデ)に行きたかったのだけれど、今目をつぶって浮かんでくるのは、黄金の国新羅と緑のポコポコランド(王陵)でしょうか。スマホ版もありますので是非~+゚。*(*´∀`*)*。゚+http://content2.tenjounoao.com/korea19sp2.htmlスマホ版⇒http://content2.tenjounoao.com/sp/korea19sp2.html...

蚕の社と広隆寺、弥勒菩薩半跏像

京都では「いさら井」に続いて、蚕の社へ。蚕ノ社は通称で、正式名称は木嶋坐天照御魂(このしまにます あまてるみたま)神社と言います。太秦にある秦氏ゆかりの社で、三柱鳥居があります。境内入ってすぐの由緒書に三柱鳥居のことが書かれ、「全国唯一の鳥居である 鳥居を三つ組み合わせた形体で中央の組石は本殿ご本尊の神座であり・・・(中略)一説には景教(キリスト教の一派ネストル教約1300年前に日本に伝わる)の遺物で...

美しかった夕暮れの天橋立。

美しかった夕暮れの天橋立。天正9(1581)年、細川藤孝・忠興父子が明智光秀や津田宗及、里村紹巴たちを招待して茶会を催しました。本能寺の変が起こる約一年前のことだったので、この時ガラシャも同席してたら、光秀とガラシャが最後に会った所ということになりますね。一行は智恩寺にも寄っているから、こちらの多宝塔(国登録重要文化財)を見ているはず。人は去り、時も流れるのに、物は残っているという不思議。この日の昼間は...

「出雲と大和」展にて確認。金の十字架付き冠、やっぱり×でした。

数か月前に、↓の1枚目の画像を上げて「古墳の出土品から復元した像。これを見ると原始キリスト教が古墳時代の日本に伝わっていたとしか考えられない!」と言っている人がいて、その界隈の(「古代日本にキリスト教が伝来していた」「秦氏は景教徒で、空海や聖徳太子も」と考える)人たちがザワついていました。 一見するだけでもツッコミどころ満載(当時こんな馬いない、古墳時代の日本人の顔ですか?など)なのですが、ヘキサグ...

高橋英海「中央アジアのキリスト教:シリア語研究の観点から」

シルクロード学研究会3番目の発表は高橋英海(東京大学)「中央アジアのキリスト教:シリア語研究の観点から」。私にとっては期待大で臨んだ発表で、ひと月前から「東方キリスト教諸教会ー研究案内と基礎データ」の高橋氏の執筆部分とネット上の論文を読み返して準備しました(真面目か)。発表に先立ち、高橋氏は「親の仕事で小さい頃イラクにいて、アル・シャイーアの北にある遺跡に行ったことを思い出した」と話していました。...

吉田豊「ソグド人と景教」

シルクロード学研究会3番目の発表は吉田豊(京都大学大学院)「ソグド人と景教」でした。吉田氏は中央アジアで使用された言語と文献研究のエキスパート。この日の研究会の発表は、前2つが発掘屋さんの仕事(研究)で、後2つが文献屋さんの仕事(研究)と言えるかもしれません。内容から人選までバランス良く、最高のパフォーマンスが生まれるよう構成されていると感じました(生意気な言い方になってたらすみません。そんなつもり...

旅行記「ふわり三都物語 4」ができました。

旅行記「ふわり三都物語 4」ができました。http://content.tenjounoao.com/santo4.htmlこの日訪れたのは、村野藤吾が手掛けたカトリック宝塚教会とチェコ人スワガーが設計したカトリック豊中教会、三宮の賀川記念館です。記念館とは直接関係ないのですが、スチュアート著『景教東漸史』を賀川豊彦が翻訳・出版していたことから、賀川と景教についても書くようになりました(以下内容を要約して少し紹介)。賀川が書いた序文を読む...

京都をめぐった旅行記「ふわり三都物語 3」できました★

秋に京都をめぐった旅行記「ふわり三都物語 3」できました★訪れたのは哲学の道を通って南禅寺、北山の古田織部美術館、南に下って羅城門跡と東寺など。紅葉に染まる街や寺院がとても素敵で、贅沢だなと感じました。古田織部美術館や羅城門ではキリシタンに、東寺では空海と景教について書いています。良かったら~(ノ´▽`*)bhttp://content.tenjounoao.com/santo3.htmlスマホ版は⇒http://content.tenjounoao.com/sp1/santo3.html...

小西瑞恵「日比屋モニカと細川ガラシャ」と「埋もれた十字架--天正遣欧使節と黄金の十字架」

雑誌『大阪春秋』(2018年新年号)の特集で、「細川ガラシャ : ヨーロッパで賞賛された「強き女」」を書いていた小西瑞恵氏が気になってCiNiiで論文検索してみたら、キリシタンに関するもの2編が読めるようになっていました。大阪樟蔭女子大学、素晴らしいっ。 「16世紀の都市におけるキリシタン女性--日比屋モニカと細川ガラシャ」(2008年)と「埋もれた十字架--天正遣欧使節と黄金の十字架」(2007年)です。 細川ガラシャも興...

赤穂市立有年考古館「謎の氏族-秦氏~考古学からみたその実像~」

もうすぐ終わってしまうのですが、兵庫県にある赤穂市立有年考古館では12月2日(月)まで特別展「謎の氏族-秦氏~考古学からみたその実像~」が開かれています。 赤穂で秦氏だから、もしかして景教徒だったとかそんな話が出ているかなと思い、実際に行って見学してきたモリス ジェームズさんにどうだったか聞いてみたところ、「それに関する物も展示してありましたが、その説が正しいとは言っていませんでした」と写真を送ってくれ...

ソウルの崇実大学基督教博物館にある景教のものとされる十字架

ソウルの崇実大学基督教博物館にある景教のものとされる十字架。実際に見に行って、これが果たして「景教」のものだろうかという思いがふつふつと沸いてきてモヤモヤ。まず形状ですが、縦24.5㎝×横24.0㎝は分かるとしても、厚さが9.0㎝もあって、どう使用されたのか疑問です。壁などに掛けるとしたら厚みが邪魔だし、墓碑や記念碑のように建てたのならば、土台に差し込む部分の分だけ縦棒が短くなって十字架として変です。大きさか...

「考古学が語るシルクロード史」

エドヴァルド・ルトヴェラゼ著 加藤九祚訳「考古学が語るシルクロード史 中央アジアの文明・国家・文化」(2011年、平凡社)読みました。 韓国人の景教研究者が「これが読めたらいいんだけど」と言っていたので、興味を持って。ウズベキスタンで長く遺跡の発掘調査をされていた加藤九祚氏の訳書だということもあり。 私はシルクロード全般というよりは、景教に関心があってその辺りを知りたくて読んだので、「世界宗教の極東への...

「蒼き切支丹回廊 3」では景教と由布院のキリシタンのことを

九州旅行記「蒼き切支丹回廊 3」では、前半に景教のこと、後半に由布院のキリシタンのことを書きました。東方キリスト教会の東漸史をたどり、日本に伝来したという「状況証拠」の曖昧さを指摘しています。またいつまでもネストリウス派と呼ばれていてはいけないだろうということで、呼称の定義も書いてみました。由布院のキリシタンについては、割と楽しく書かせてもらいました。フロイスの「日本史」と宣教師たちの書簡を基...

旅行記「蒼き切支丹回廊 2」では景教のことを

九州の旅行記「蒼き切支丹回廊 2」ができました。2日目のこの日は太宰府を回ってから、景教研究会に出席したので、景教についてがっつり書かせてもらっています。従来「ネストリウス派のキリスト教」と言われてきた景教ですが、その呼称の間違いがどこにあるのかを東方キリスト教の始まりから説き起こし、最新の研究成果と共に提示しました。実はこのGW、毎日数時間ずつ景教の資料と取っ組み合いをして勉強していました。まだまだ...

シルクロードのキリスト教徒

文化庁の協力事業にともなう国際シンポジウム「シルクロードを掘る」の2日目は、怒涛の研究発表9連発。会場には通訳ブースがいくつも設けられ、通訳レシーバーのチャンネルを合わせると、日本語、中国語、韓国語、ロシア語で同時通訳を聞けるようになっています。 会場に来ている人も各国様々で、私はこんなに多くのキルギス人を一度に見たのは初めて。それだけでも刺激です。さてこの日、他の用事をキャンセルしてまでして来たの...

国際シンポジウム「シルクロードを掘る」at 帝京平成大学

「シルクロードを掘る」のプログラムは、午前中3つの研究発表と、午後5つの講演と、ボリュームたっぷり。 文化庁の協力事業で帝京大学も力を入れているので、厚い資料集に帝京大シャーペン、スイヤブ遺跡の発掘DVDまで付いて、お値段なんと3980円!···ではなく、無料。皆様の税金のお陰で学ばせてもらっています(^_^;) 帝京大学文化財研究所では、キルギスにある国際交易都市スイヤブの発掘調査を継続的に行っていて、そこから目を...

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由愛(ゆめ)

Author:由愛(ゆめ)
キリシタンのあしあとを求めて旅するサイト『天上の青』の管理人をしています☆

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