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Heaven's Cafe

キリシタンのあしあとを求めて・・・♪

User Tag [クリスチャン ]を含む記事一覧

松谷好明「キリスト者への問い あなたは天皇をだれと言うか」

松谷好明「キリスト者への問い あなたは天皇をだれと言うか」、今年読んだ中で一番有意義に感じる本でした。内容はタイトルの通り、天皇とキリスト教との関係を徹底的に検証し、キリスト者はいかにこれを受け止めるべきかを論じています。管見では、ここまで目配りよく調べて、キリスト教信仰の基準に照らし合わせて問題提起した本は、今までなかったと思います。だから目を覚ますよう頬を打たれたように思う一冊。   ...

加藤一二三さんのトークショー「ひふみん流 幸せの見つけ方」

「ひふみん」こと加藤一二三さんのトークショー「ひふみん流 幸せの見つけ方」に行って来ました。主催は毎日新聞社の「毎日メディアカフェ」。ひふみんが先ごろ出した本「幸福の一手 いつもよろこびはすぐそばに」(毎日新聞出版)を記念したイベントで、終演後はサイン会も。予約制で定員150人。満席でした。   ひふみんの姿はテレビでよく見るし、対談でカトリック信仰について語っているものも読んだりするのですが...

目黒区美術館「村上友晴展」

目黒区美術館で開かれている村上友晴展に行って来ました。村上友晴(1938~)は日本を代表する現代画家で、カトリック信者。今も目黒区に住んで創作活動をしており、こちらの美術館にも作品が収蔵されています。   今展覧会には1963~2018年(出来立てやん!)までの作品が展示されており見応えあり。ただしモノトーンの「無題」の作品が35作のうち26作にもなる、かなーり抽象度高めのラインナップで、絵の好きな人向け...

関野和寛著「すべての壁をぶっ壊せ! Rock’n牧師の丸ごと世界一周」

関野和寛著「すべての壁をぶっ壊せ! Rock’n牧師の丸ごと世界一周」読みました。雑誌「こころの友」(日本キリスト教団出版局)の連載記事を単行本化したもので、全員牧師のロックバンド「牧師ROCKS」のベーシスト兼ボーカルの著者が、今までに訪れた約30か国での印象的な思い出をつづっています。   流行りに背を向けたくなる習性の私としては、著者が人気があるために却って食指が動かなくて、「型破り牧師」というフ...

東のSAKURA!番外編「Kashiwaで重吉!」

「東のSAKURA!番外編」ができました。柏で八木重吉ゆかりの地をめぐったので、題して「Kashiwaで重吉!」。重吉にとっては一番幸せな時期であった柏時代を思いながら、その頃に出された詩集から重吉の詩を紹介しています。いい詩が多すぎて、選ぶのに苦労したのですが、選んでみると肩の力を抜いたようなものが多くて、人の心を打つものというのは、必ずしも力一杯書かれたものではないんだなと感じました。佐倉も柏も、都心から...

櫻井義秀「人口減少時代の宗教文化論」

櫻井義秀著「人口減少時代の宗教文化論」読みました。北大教授の櫻井氏が「月刊住職」(旧誌名「寺門興隆」)に連載した文章を一冊にまとめたもので、感じとしては「読み物」。時事問題と宗教に関する話題が主な内容になっています。中盤には、スピリチュアルなものが流行り、それにまつわる問題も増えているということが書かれていました。私は最近は宗教や信仰などというまどろっこしいものよりも、手軽にご利益を得られる神社参...

王様の耳はロバの耳~!

王様の耳はロバの耳~!と言っている気分で言いますけど、SNSで嫌になることがあります。それは的外れな反論を書き込まれること。詳しく言う気にもなれず、そんな発言をしたくないんで、ここまでにします。クソリプという言葉を覚えてしまいました。あー、自分がやらないようにしなきゃですね!...

冨坂キリスト教センター編「女性キリスト者と戦争」

冨坂キリスト教センター編「女性キリスト者と戦争」を読了。自分で自分に驚きながら。以前の私なら、こんな面白くなさそうな本、手に取ることもなかったでしょうけど、キリシタンからキリスト教史に、キリスト教史からクリスチャン個々人に関心が広がっていったために、こんな面白くなさそうな本(何度も言うのもなんですが汗)まで読むようになるとは、感謝すべきことですね。本書は後楽園の辺りを歩いていると見かける、冨坂キリ...

山崎朋子「朝陽門外の虹-崇貞女学校の人々」

山崎朋子著「朝陽門外の虹-崇貞女学校の人々」読みました。500ページほどある大著ですが、読みだしたら二日で読めるほど内容が興味深かったです。桜美林学園を創立した清水安三の生涯を追ったもので、特に中国のスラム街に女子教育機関「崇貞女学校」を建て、貧しい女性たちが自立できるよう助ける働きをしたことが中心になっています。桜美林大学は近所にあってよく見かけていたのだけれど、その創立より前に北京で壮絶とも言える...

フォレストブックス「重吉と旅する」

フォレストブックスから出された「重吉と旅する」を読みました。女子旅向けの装丁で、グルメ情報情報まで入った旅行ガイドのようですが、信仰的な要素もばっちり。29歳で夭折したクリスチャンで詩人の八木重吉のことを、オールラウンドに伝えてくれています。このシリーズでは以前、竹鶴リタのことをフィーチャーして「リタと旅する」という本も出されていましたが、朝ドラのヒロインにあやかった話題本ぽさが多少ありました。それ...

若松英輔「見えない涙」

若松英輔「見えない涙」読みました。電車で読んでいたら涙が出てきて、うかつだったと思いました。この著者、言葉の達人なんですよね。以前「風の家」の対談があって、行って来たのですが、若松英輔の言葉はもう、話してても詩でした。本書は詩集として出されたもので、第33回詩歌文学館賞も受賞しているので読んだ人も多いかと。だけど、「私だけのために」書かれたように感じました。言葉が心に刺さって、自分の体験として残るん...

「イミタチオ・クリスティ」を別訳で再読

聖書につぐロングセラーといわれる「イミタチオ・クリスティ」を図書館で手に取り、読みやすそうだったので借りてきました。随分前に岩波文庫から出てるオーソドックスな「キリストにならいて」を読んだことがあるけれど、訳文が難解で、勉強モードの頭で文章を追ったような感じでした。それに比べると1986年にエルサレム文庫から出された本書(翻訳は永野藤夫)は格段に読みやすく、内容が頭にちゃんと入ってくる感じがしました。...

若松英輔「内村鑑三~悲しみの使徒」

若松英輔「内村鑑三~悲しみの使徒」読みました。この人の内村鑑三論はNHK100分で名著で「代表的日本人」を取り上げたときに見ていて、内村鑑三について語ってくれるのを待っていました。岩波新書で出るだけあるなという内容の濃さで、若松英輔の文字運びというか表現の妙にもほだされました。著者の若松英輔はカトリックですが、プロテスタントである内村鑑三の信仰をどう語るんだろうと思って読み始めましたが、その心配は無用で...

須賀敦子「霧のむこうに住みたい」

須賀敦子「霧のむこうに住みたい」読みました。この人の本は、寝る前に読むと、心が鎮静化して寝つきが良いように思います。イタリアで暮らし、そこの人々と交流し、ヴェネツィアやアッシジなどに出掛けて、その中で思ったことを綴っているエッセイなんですが、今どきのキラキラした感じや旅行の浮き立つ雰囲気はなく、しっとりと落ち着いています。仄暗い部屋に一条の光が差しているような映像が、頭の中に浮かびます。どのエッセ...

「須賀敦子 没後20年」展

「須賀敦子 没後20年」展に行って来ました。展覧会といっても、イタリア・ブックフェアの一部として、壁際に置かれたガラスケースに、草稿やメモが何点か置かれているだけでしたが、生の姿に触れられるのはうれしいことだなと思って。小説を読みメモしたものは2点で、吉本ばななの方には「食べ物=性」と読み解かれ、村上春樹の方には「死を生の対極として捉えるのでなく、その一部として考える」という言葉が抜き書きされていまし...

進藤龍也「あなたにもある逆転人生」

進藤龍也「あなたにもある逆転人生」読みました。進藤龍也氏は、元ヤクザの牧師さん。服役中に聖書の言葉に出合い改心し、同じようにヤクザから牧師になった人の援助を受けて更生。「罪人の家」ザアカイの家を開所して、キリストを通して多くの人が救われるよう、受刑者との文通や講演を行っています。これを読んで、救われた人の証を知って、「良かった」と言いたいところですが、覚せい剤などに関しては、本人が更生しようと思っ...

神谷 光信「須賀敦子と9人のレリギオ」

神谷 光信「須賀敦子と9人のレリギオ」読みました。レリギオとは「敬虔さ」のこと。カトリックに親しんだ著名人たちの軌跡を通して、どんな心性を持っていたかを記しています。だから例えば美智子妃殿下など、洗礼を受けていない人、クリスチャンにならなかった人も含まれています。選ばれた人は彫刻家、哲学者、科学史家、司祭など多岐にわたり、あっちにもこっちにも視線を揺さぶられる感じ。題名になった須賀敦子についてが冒頭...

鈴木範久「聖書を読んだ30人~夏目漱石から山本五十六まで」

鈴木範久著「聖書を読んだ30人~夏目漱石から山本五十六まで」読みました。「クリスチャン」ではないけれど、聖書を読み、その影響を受けていた人を紹介する内容で、遺された聖書のどこに線が引いてあるとか、文学者なら作品のどこに影響が見られるとか、割と平易に書かれていて読みやすい本でした。同じような内容で、キリスト教の影響を受けた歴史上の人物を紹介する本を、守部喜雅氏も何冊も書いていますが、聖書に特化している...

松谷信司「キリスト教のリアル」2

「キリスト教のリアル」を書いた松谷信司氏は、キリスト新聞社の若き社長にして、「キリスト新聞」「ミニストリー」編集長。青山学院で行われた「イエスぱねえ マジネ申すぎてワロタww」でバズり(私も思わず聞きに行きました)有名に。「リアル」を語る資格十分です。データも挙げて記述しているので分かりやすく、例えば・今日、日本にはすべての教派を含め7731の教会と、規模的には教会より小さい伝道所が915件、あわせて約9000...

松谷信司「キリスト教のリアル」

松谷信司編著「キリスト教のリアル」読みました。前から気になってたんですが、手に取るまで2年。本って読み始めるとどんどん読むんですが、ちょっと離れるとしばらく読まないってことがあるような。いや、それはさておき・・・。読んでみてタイトルの意味がよく分かりました。なるほどリアルなキリスト教の現状が分かるなと。自分もクリスチャンの端くれですが、それゆえに俯瞰して見ることも、客観的に見ることもできてなかった...

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由愛(ゆめ)

Author:由愛(ゆめ)
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